3つの軸からあなたの戦略がわかる

こんばんは。おおたか(Kuny)です。

突然ですが、みなさんのビジネスは C ですか?
それとも P ですか?
それとも F ですか?

 

いきなり何を言っているんだ?と思いますよね(笑)。

実はこれ、前回のケイエイ(経営)勉強会で好評だった話です。
なのでみなさんにもシェアしたいな~と思います。

世間にあふれる商売の見方がちょっと変わるかも。

 

本題に入る前に・・・

僕の今年の目標ですが、
僕や熱海さんと同じような「お人好し」な経営者と
たくさんお友達になりたいなぁと思っています。

2019年なので、全国で2019人(安易な・・・💦)

 

参加メンバーは外からは見れない、非公開設定です。
入った方だけ分かります。

お人よし経営者2019人
非公開グループ · メンバー13人
グループに参加

 

お人よしだっていいじゃないか。お人よし「で」いいじゃないか。そんな「お人よし経営者」さんが集まったら、きっと楽しい、優しい世界がもっともっと広がるのではないか。自薦・他薦問わず、我こそは「お人よし経営者」さん、募集します。お友達になってください。

 

◆世の中のビジネスは3つのカテゴリに分かれている

世の中にはさまざまなビジネスがあります。
しかも、どんどん新しいサービスやビジネスモデルが生まれてきています。

最近知ったのが「Timebank」というその人の時間を売買できるサービスで、ホリエモンなど有名人や著名人の時間をその名の通り「売り買い」できるそうです。

 

自分の時間を売りたい人と、その人の時間を買いたい人をつなぐ、いわば「時間の取引所」。

時代の変化やITの発展につれいろんなビジネスが生まれていますね~。
これも、いくらでも新しいビジネスモデルは作れるという一例です。

 

と、かつては「なかったこと」「ありえなかったこと」がサービスになっちゃう時代ですが、ビジネスがいくら多様化しても大きく分けて3つのカテゴリに振り分けられます。

それがさっき話した「C」「P」「F」です。

 

◆あなたのビジネスはどのカテゴリですか?

「C」とは「コンビニエンス(Convenience)」の C です。

これは僕の実家のセブン-イレブンやローソンといったコンビニエンスストアだけを指す言葉ではなく、ここでは「便利」という意味で使われます。

価格がお手頃で「便利」な使いやすいビジネスです。

 

安くて、早くて、手軽で、便利なもの。
たとえば・・・

コンビニエンスストア
吉野家など、チェーン店の居酒屋さん
マクドナルド、モスバーガー、A&W
ドトール、スタバ
東急、マックスバリュー、サンエー(沖縄だけか(笑))、スーパーマーケット
タクシー、バス、電車
てもみん、Raffine、Re.Ra.Ku
デニーズ、すかいら~く、ジョナサン
JTB, HIS
ドコモ、au、ソフトバンク

など。

これらのビジネスは「コンビニ(便利)の軸」でやっているビジネスです。

 

かたや真逆のビジネスが「P」です。

「P」とは、「プロフェッショナル(Professional)」を指します。

プロフェッショナルでハイクオリティなもの、最新最高を提供しています。
「こだわり」を軸とする事業です。

 

「P」を見分ける目安は、「その業界の市場価格の5~10倍」つけても買い手がいて事業が成り立っていることです。

ロレックスやルイヴィトンなどのハイブランドなどが該当します。

 

普通のお店で買える時計やバッグとは桁違いの金額で売られていて、それでも買い手に選ばれていますよね。

こだわりが反映された高い値段がつけられて人気を得ているのは、値段に見合った「価値」を提供しているからです。

 

「C」との大きな違いは、価格が高いこと。

言い換えると、
「C」は「それなり」。
「P」は「こだわり」
のビジネスです。

 

たとえばここで、
「僕(私)のやっているセミナーはコンテンツにこだわっているから「P」だな!」
と思ったとします。

それで実際に「P」の価格帯でセミナーの告知を打ったとしますよね。

 

普通のセミナーの参加費が10,000~30,000円だとしたら・・・
「P」の定義はその5~10倍の値付けになるので・・・
参加費は50,000円~300,000円になります。(!)

そう、P軸の値段はとても高いんです。
業界の市場価格の1.5倍~2倍くらいでは当てはまらないのが「P」軸です。

 

なので、
「僕(私)のやっているセミナーはコンテンツにこだわっているから「P」だ!」

といくら思っても、市場価格の5~10倍の価格帯で売れなければ(=お客さんがいなければ)事業として成り立ちません。

つまりこの場合のカテゴリは「C」軸に分類されるんですね。

 

マッサージやエステでも、カリスマが施術することで高価格に設定することが可能になります。

60分 3,000円を切るマッサージもあれば、5万円のマッサージもありますよね。

前者が「C」軸の事業で、後者が「P」軸の事業です。

 

なので、仮にあなたのセミナーやサービスの価格が市場価格の平均値であれば、あなたのビジネスは「C」軸にあたります。

 

◆コンビニエンスなビジネスの落とし穴

さっきあげた例をとって、話を続けてみます。

自分のビジネスは「C」軸だということがわかった。
プロフェショナルの「P」軸に自分のビジネスが該当しないこともわかった。

便利に安く使われて、Pの「こだわり」には及ばないけれど「それなり」のものを提供して・・・

 

・・・「C」軸の戦略ってどう展開すればいいの?
ここからどうやって「ゆるガチ経営」に舵を取ればいいの?

となりますよね?

 

ちなみに・・・

コンビニエンスな「C」軸のビジネスは、大企業向けだと思いますか?
それとも中小企業など、スモールビジネス向けだと思いますか?

実は、大企業向けのビジネスモデルなんです。

 

「えっ、ウチみたいなスモールビジネスや一人社長が「C」軸でビジネスしていくとこの先どうなるの?」

はい。
そのまま行くと・・・どんどん経営が苦しくなります。

価格競争に巻き込まれ、体力のある大企業の低価格帯と競争せざるをえなくなり、つねに新規顧客の獲得に追われて忙しさはさらに増していき、ゆったり働きガッチリ稼ぐスタイルから遠ざかってしまうのです。

 

おどかすつもりはないのですが、これが現実なんです。

「C」軸でビジネスを展開している一人社長やスモールビジネスの方が「ゆるガチ」(ゆるやかに働いてガッチリ稼ぐスタイル)に舵を切るためには、軸をシフトする必要があります。

それが「F」軸へのシフトです。

 

つづく・・・

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