「才能」でビジネスをすると楽になる 2019/01/13
こんにちは。おおたか(Kuny)です。
昨日の記事では「才能」と「能力」の違いについてお伝えしました。
「才能」を使ってビジネスをするととても楽になるって話です。
「才能」と「能力」って似ているようでちょっと違うんです。
「才能」がスーパーマンだとしたら、「能力」はスパイダーマン。
どっちもスーパーヒーローなんだけど、スーパーマンは生まれながらにスーパーマンの力を持っているのに対して、スパイダーマンは後付けの力です。
「才能」は生まれながらに持っているので努力しなくてもできちゃうんですが、「能力」は努力が必要ってことです。
ビジネスで才能を活かせているかどうか?
ビジネスにおいて「才能」を活かせているかどうかの差は大きいです。
でも、実際に経営してみるとこれが意外と難しいんです。
特に起業するときは「できること」からスタートしてしまいます。
そんな経験あったりしませんか?
僕はあります(笑)
まあ、「できること」で仕事を始める方がお金にもなりやすいので当たり前って言えば当たり前なんですけど。
例えば、会社でプログラミングを習得して、会社を辞めてプログラミング関係で独立するとかね。
できることで商売をやりはじめようとするのって、ある意味シンプルでわかりやすいです。
この「できること」が「才能」と重なっていたりすると一番よいんですが、この「できること」が「才能」ではなく「能力」だった場合、やっててしんどいんです。
起業当初はそうでなくても、どこかでしんどくなるタイミングがきてしまいます。
でも、「できること」は見えやすいし判りやすい。
たとえ、その「できること」が「能力」であったとしてもです。
そしてすぐにお金にできるので、みんな「できること」=「能力」であってもそれで起業してしまうんです。
もちろん、これがダメって言ってるわけではないですよ。
僕は「まぁ、そんな時期もあってもいいよね」と思ってます。
でも、どこかのタイミングでビジネスを自分の才能の領域にシフトしていかないと、だんだんつらくなってきます。
それに、才能でビジネスをした方がどんどん仕事ができるので、より多くの人を助けられます。
提供できる量が圧倒的に違うんです。
前回のブログでもお伝えしたように、「才能」と「能力」を比較すると、「能力」は、どんなにがんばっても、「才能」を持ってる人の中の下くらいまでしか届きません。
そもそも勝負にならないんです。
たとえば・・・
講演とかセミナーでずっと話続けられる人っていますよね。
本当に何時間でも話し続けられて、しかもその話は人を惹きつけ続けます。
さらに全国を巡って講演しても苦にもならないし、むしろ楽しんでいたりします。
これってその人が本来持っている「才能」だからできちゃうんです。
「能力」でやっていると、
「今日は沖縄で、明日は北海道か~。移動時間もかかるし寒そうだな・・・。いやだなぁ・・・。大変だなぁ・・・」
とかになってしまうんです。
「才能」をビジネスで活かすとどうなる?
でもね、「才能」でビジネスするって意外と難しいんです。
なぜなら、才能って自分ではわかりづらい、というか普段は認識してないからです。
「才能」って極端なたとえをすると、箸でご飯を食べている人に
「あなた、箸使えるの!?器用!すげーっ!!」
って言ってるようなものです。
言われた側は「は?」みたいな反応しますよね。
「そんなの当たり前じゃん」
って(笑)
でも、これって「才能」を指摘されたときの典型的な反応です。
たしかに僕らからしたら箸を使うのは当たり前ですが、例えば欧米など箸を使わない文化圏の人から見たら「すげー」ってなるわけです。
ビジネスもこれと同じで、「才能」を指摘しても本人は「こんなのみんなできてるし、当たり前でしょう?」って思ってしまうんです。
当たり前すぎて、それが才能だと認識できないんです。
でも、この「才能」を突き詰めていくとビジネスがとても楽になります。
よくビジネスで「差別化しないと」って言われますけど、「才能」を突き詰めていくと差別化とかも考えなくてよくなります。
この状態を僕は「差異」って呼んでます。
差別化って「こうやってライバルと差別化しよう」って考えるんですが、これってまだまだライバルと比べられちゃう状態です。
これに対して「差異」はもうライバルがマネしようとしたり戦おうとしても勝てないんです。
なぜなら、その人の才能でビジネスしているから、いくらやっても苦にならないからどんどん進められるし、できることのレベルも高い。
これを突き詰めると、ライバルとか競合とか関係なくなっちゃって、「あなただからお願いします」って言われる状態になるんです。
もう差別化で対抗とかそういったレベルの話じゃなくなるんですね。
それに差別化って結局のところ、時間経過とともに追いつかれます。
なぜなら、ライバルも差別化は常に考えていますし、その差を埋めようと努力もしているから。
たとえば・・・
携帯電話ってポケベルからPHS、ガラケー、スマホって変わってきてましたよね。
このなかである時点では以前は他社ができなかったから差別化できていた機能が、そのうち他社もできるようになって優位性が失われていったりしましたよね。
だからまた新たな差別化をして、また追い付かれてっていうことの繰り返しです。今、人気で売れている携帯電話もあと何年かしたら他社に追いつかれてしまうんです。
これに対して「差異」はその人ならではの部分も混じってくるので、追いつこうと思っても追いつけないんです。
つまり、ビジネスでは差別化を考えるんじゃなくて、自分の「才能」を見つけて突き詰めた方がいいんです。
ちなみに、この差別化自体も実は大企業の理論で、中小企業はそんなことをやっていられないんです。
がんばって何かできるようになっても、大企業はすぐに追いついてきますし、それに対抗するにはさらにがんばらないといけない。
差別化をがんばればがんばるほどお金も時間もかかりますので、中小企業がやると業績が上がるどころか、むしろ疲弊して死にます(笑)。冗談ではなく。マジで。
これってキツいですよね?
そんなところを目指すより、才能を強化していく方が正しい戦略なんです。
実はこれがCPF戦略のFの戦略にもつながっていきます。
これはまた改めて書きますね。
こういうのって全部、絡んでるんです。
でも、本質はそんなに難しい話ではなくて、好きな仕事を突き詰めていけばいいんです。
これが僕のやっている、ゆる~く働いてもガッチリ稼ぐ「ゆるガチ経営」です。
好きなことを仕事にして、たくさんの人を助けられるって最高じゃないですか。
「ゆるガチ経営」ってどんなもの?って思ったらぜひ僕のセミナーに参加してみてくださいね!
僕の才能を存分に活かしたケイエイ(経営)のお話をたっぷりお伝えしますよ!
おおたか(Kuny)