西田が思うvolunteerの経済的価値

こんにちは にしだです。

ボランティア= 無償奉仕、タダ働き?
なのか
というテーマです、今日は。

僕が「ボランティア」の語感を掴んだのは
マトリックス リローデッドの1シーンです。

 

ネブカドネザル/モーフィアスを
助けに行くときの会議で

The council is calling for two volunteers
to aid the Nebuchadnezzar.

日本語訳は「志願」と訳していました。

ほぉ、そうなんだ、と日本語訳にでなくて

文脈とシーンの流れの中での
「語感」に妙に納得しました。

 

いわく

無謀!
そんな損なことするやついない!
自分に得られるものとか無い!
リスクでかい!

、、、etc

そんな中での召命ーcalling に

対しての「有志」が「名乗り」を挙げます。

 

今、エスコートで【BUS】を募っていますね。

BUSへ、名乗りを挙げる。 

挙げる?

 

ただ、向いている人と向いていない人がいます。
どんな人が向いているのか?

僕は過去にたくさんの volunteer に参加して
たくさんの、有形、無形、経済的、非経済的な
ものを手にしてきました。

その経験から作ったのが以下のチェックリスト。

 

・経営をしながら、持っている経営の力を活かしたい
・以前、経営で先輩、仲間に助けてもらったのでお返しがしたい
・(ビジネスでも日常生活でも)道に迷っている人がいたら
 知らん顔していられない
・日本中にビジネスの友達ができたらいいなと思う。
・経営の学びをサボりたくない、モチベーションの維持
・ビジネス人生のスパイスがほしい
・人の笑顔を見ると嬉しくなる。
・人の役に立てたときに嬉しくなる。
・BUS有志の活動を通して新しい自分を発見したい
・常に成長の場にいたい

 

いかがでしたか?

いくつ付きました?

5個チェックがついたあなたは
volunteer から得られるものが
あるのでお勧めです。

 

BUSに限らず volunteerは
やればやるほど楽しさを覚え、
充実感を味わえます。

いろいろ失敗することもあるけど、
そこからあらたなことを学び、成長します。

volunteer/BUSに金銭的対価はありません。

むしろ持ち出すことのほうが多いですが
誰かの笑顔、ありがとう、が
最高の報酬になって、貯金されます。

 

で、ひとつの活動を終えると、
また、次もやりたいな、
と思えるようになるのです。

Volunteer/BUSは誰かのために
やるものではなくて、
自分自身のためのものです。

 

多くのvolunteerは
「お金では得られないもの」を
実りとすることが多いですね?

って、

「そうそう、ボランティアの募集て
そういうきれいごとだよね。」

僕もそう思います。

 

「そういうのに騙されたやつらだよね、ボランティアって」
「普通に考えたらめっちゃ損じゃん」
「だるいし、時間ばっかり取られるし」
「本業に力入れなきゃ」

全部、同意(笑)

 

最近、東京オリンピックの
ボランティアの在り方に
問題をなげているネットの意見も
見たことがあります。

ようは

「ボランティアから搾取するな」

見方の問題なので、一面そのとおりでしょう。
どんな主催者もそれは言われます。

 

それらは、

当事者・関係者の中でも卵の黄身ではない
白身あたりの人から、外野、部外者、局外者の
言葉、考え方、価値観からの発言だと言えます。

その見方を好む方はそれでいいですね。

 

でも、僕がお勧めしたい見方は

極めて個人的に、自分(あなた)にとってどうか?

もっと利己的な課題として捉えること。

 

ことBUSに焦点をあてて考えると
経営の学びと成長をしていくので、
結果的に間接的ですが、
収入、所得、報酬はふえないわけはない。

僕は人前でしゃべることができる力で
何億円稼いできたのでしょう。

 

20年前、僕の人生の

大きなターニングポイントになった
デール・カーネギーのスピーチ講座受講。

その後、

アシスタントとして講座に携わり続けよう、
としたときに

「将来、何億円稼げるからアシスタント」とは
思いませんでした(笑)
思いつきもしませんでした。

 

アシスタントはボランティアレベルで
たしか、ものすごいびっくりするくらい
些少の報酬は頂いていたと思います。

換算時給250円くらい?だったかな。

 

そう、始まる前には、

将来の何億円は約束されていないし
「投資対効果」は見えません。

そこが分け目、分水嶺でしょうか。

 

少しだけ難しい言い方をさせてください。

ボランティアを等価交換でしか
考えられない人は向いていない。

 

ボランティアは

今持っている資本の投下で将来に渡って
リターン「率」で回収すること「も」
可能性としてありえる。

多くの場合、今、現時点での
経済価値は不等価交換です。

なので

「volunteerをやらせてもらっている」
そう考えることのできる人が長続きします。

 

ネブカドネザルを助けに行ったナイオビは

・やらされていない
・やってあげていない
・だるいけどしょうがないから、ではない
・現在価値をすぐに回収できるからではない

 

さぁ、以前のあなた、経営で困っている誰か
=ネブカドネザル/モーフィアスを
助けに行くことに喜びを感じられそうなナイオビ

名乗りをあげてください。

 

ナイオビが名乗るまで1分あるかないか
会議場は無言の時が流れます。

コマンダーはいいます。

  「尻込みしても当然だ」と。

そして、ナイオビが名乗り、
コマンダーが聞きます

  「どうするつもりだ!」

「わたしにできることを。」

 

あなたのできることを!
尻込みしても当然だ!(笑)

 

にしだ拝

 

追伸:

ちなみに、このBUS

「乗り降り自由」
「義務なし」
「特典もらいっぱなしもあり」
「西田メソッド歴浅い不問」
「現在の経営の状態不問」
「投下できる時間やパワーが変動しても不問」
「地域性不問」
「男女年齢経営キャリア不問」

まってるよぉ~。

 

おまけ:

角刈り西田の初期型ダイヤモンドマトリックスレクチャー

http://www.wakuwakuwork.com/DL/dia201107/dia201107_02.html

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