小さな会社の経営戦略セミナー【多能の罠】⑥除外のプロセス 2014/12/14
こんにちは、西田光弘です。
今回は一連の動画で「多能の罠」というお話をしています。
「優先順位」「後先順位」「○から☆」とかいろんな単語が出てきていますので、前の動画をちゃんと観ておいてください。
今回は「後先順位」の中で「除外のプロセス」っていうことについてお話をしていきます。
大事なのは、○から☆に行くこの☆のところでどんな達成をしたいのかを自分に質問をするということです。
で、「除外のプロセス」で気をつけなくてはいけないことをお伝えするというふうに言ったんですけども、この○から☆というのも、この☆が例えば2年も3年もだと「除外のプロセス」に対するアタマの直感が働きません。
直感が働かないので優先順位か後先順位か判別がつかなくなります。
なので、グーッと引き戻してください。
2年だったら、2年。
2年のここに行くためには1年後にはこれをしてなきゃいけないという、これは経営者なら分かりますよね。
で、この1年を達成するためには6ヶ月でこれをしてなきゃいけない、これも分かりますよね。
それから、そのためには3ヶ月でこれを達成していなきゃいけない、これも分かりますね。
そしたら、これをグーッと拡大すると、「この3ヶ月の☆までに達成しなければいけないことはなーに?」。
「そのために、いましなくてもいいことはなーに?」というふうに質問をしてください。
そうすると、出した付箋の中で、しなくてもいいことがブワッとあぶり出しのように見えてきますので、これを付箋でやっている理由で、それをどこかにどかしちゃってください。
そうすると、どかした後に出てきたもの、これが「後先順位」で残った、あなたが本当に優先せねばならないなと知っていることだけが出てきますので、これに取り組んでみてください。
そうすると「多能の罠」から脱出できて、それだけに取り組めるようになります。
で、もしもこっちらへんにどうしてもやりたいことがあったら、あなたは多能なんだけどコレに忙しいので、それは他の人に、外注に振っちゃってください。
また他の動画で外注への委任の仕方もお話をしていきますけども、今回は「後先順位」と「除外」について焦点を当ててお話をしました。
ぜひ、「多能の罠」にはまらないで、増やさないで、効果の出ることをやって、お金・売上・利益、残していってください。
一人型ビジネスの数字とお金の専門家の西田光弘がお送りしました。
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