商品開発シリーズ⑥リンゴをどうカタチを変えて売るか 2014/09/18
こんにちは、西田光弘です。
今回は一連のビデオで商品を開発する、と。
お客さんとのつなぎ目である商品ですから、これがないとどうしようもない訳なのですけれども。
でも普通は、大抵は、この前のビデオでも、前の前のビデオでも言っているのですけれども、商品は持っているのです。
持っているから、普通はそこに安住しています。
安住しているので、今まで先人が作っていたある形を踏襲して。
そうすると、そこから飛び出られない、新しい商品ができない、というのが大きな悩みだと思うのです。
こんな例を1つ、お話をしたいと思います。
スーパーで惣菜を買ったことがありますでしょうか。
惣菜と言うか、揚げ物とか、とんかつとか、ポテトサラダとか野菜サラダとかですね。
それからひじきとか肉じゃがとか、買ったことがありますかね。
あれって、その素材ってどこから来ているのか、ちょっと考えたことってありますでしょうか。
スーパーって、その中には肉売り場もあって、それから野菜売り場もあって、魚売り場もありますよね。
その売り場ごとに消費期限と言うのですか、が、落ちた、鮮度の落ちた商品が加工されて、とんかつとかひじきとか、肉じゃがとかポテトサラダとかになるのではないですかね。
そうすると、こんな話も前回しました。
リンゴ。
リンゴはリンゴとして、消費者にリンゴとして売ろうとすると、リンゴ以外売れない。
売れそうなのはせいぜい贈答品ですけれども、基本的に町の八百屋さんはそんなに高級品で売っていないので、贈答品のリンゴはそう売れない。
でもだんだん商品が劣化していくのです。
前回もお話をしたのですけれども、例えばアップルパイにするにはリンゴが必要ですよね。
よく八百屋さんは売っていますね、梅干し漬けのための梅、とか売っているのです。
リンゴだろうと何だろうと、加工するための食材、材料として必ず誰かに売るというルートを持っているのか、という風に考えると、必ずやっているとは言えないと思うのです。
という風に、今持っているその商品というのは、形を変えれば買う人が変わるというのがポイントです。
次のビデオでは、どうすればお金になるのか、そんなお話をしていきます。
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では、次のビデオでまたお会いしましょう。