マーケティングイニシアティブ 2013/08/30
こんばんは サポートプロ 横浜のにしだです。
今日も主導権について
主導権の無い人とつきあっていると
その向こうにいる僕がよく知らない主導権のある人に
僕が振り回されることになって
ぐだぐだと二転三転したりして、
まぁ面倒くさいですよね。
「その耳と耳の間にはさまっているものはなんだ!」と(笑)
でも、価格競争もそうですが、主導権を失っている人が多い。
なんでか、ってヒアリングしていると、
「そんな考え方したことがなかった」が圧倒的に多いですね。
主導権は設計できるし、設計図に基づいて作るもの。
そう、主導権は堅固な構造物、ビルとかに近いですね、感触として。
主導権は設計できるし、作れるとしたらどうですか?
そういう「方法論」って欲しいですかね〜?
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そうですか、では下記どうぞ。
だいぶ古い話ですが、ちょうどいい事例かとおもったので
僕の最初の本の出版の話をします。
なぜ、この話をするか?
主導権は、主導権が無い状態からでも考え抜くことで取れる。
そのために考え抜くんですね。
今、主導権がないということは、考えていない、
もしくは考えてこなかった結果なんです。
「人は、考えるということを避けるためならどんなことでもする」
だから、考え抜く。
では、事例で。
出版で譲れない取りたい主導権は、というと
= 「出版してください」と言われること。
・・・と考えたのがたしか2002年の12月ころだったと思います。
出版が2003年の10月。
その頃は毎日毎日、
出版を「お願いされるには?」ばかり考えていました。
そうすると色々必要な情報が入ってきますね。
編集の方は、毎月の予算があると聞いていました。
月、何冊出さないといけない。
なので、その予算を達成するためには80/20で、
編集者の方が力をいれる出版もある一方、
とにかく今月も本を出す、を
達成するための出版の2つがある、と。
僕からすると本は売らないと
=バックエンドにつながらないので=意味が無い
=20%にならないといけない
その他大勢の80%の出版になってはいけない
= 予算消化のために、
「まぁ、出させてあげるか」みたいな。
ならば、まぁ普通に考えて
エッジが立っていないといけない。
そのために、メルマガを出したのが2003年5月
構想し始めてかなり経っていますね。
それで、決めたメルマガ名が例の
『1人ビジネスであなたも年収1000万円稼げる!』です。
メルマガスタンドまぐまぐを
著者捜しに使っていることは知っていたので、
エッジ×部数、ということで、
当時、はしりの懸賞を使って、
なんと、景品はソニーのデジカメだったと思いますが
まずは、創刊前に、4000部にしました。
サンプルメルマガとHPを作って
そこを読んで、懸賞を応募するときに
必ずHPの感想をもらうようにしておいたので
西田の起業に対するコンテンツや思いに対する
反響が、数百件きました。
(当然ですね、カメラ欲しいですから、みんな)
で、それをさらに告知して
スパイラルに広げて
部数を12000部にしました。
これも、はやり出す前の
まぐまぐ創刊1位作戦みたいなのがあって、得た読者数です。
これのおかげで
「出版してください」と
どこかの出版社が言ってくる状態を、
想定したよりも6ヶ月速く話が来ました。
メールが来ました。
「まぐまぐで見たのですが」と。
まぁ、そんな話持ちかけたら小躍りしますよね?
しましたよ、もちろん、事務所で、一人で。
でも、ひょいひょいと出版社に出向いたりしません。
横浜の駅から10分かかる
1ルームの事務所に来ていただきました。
そして、編集会議、決定まで。
この時間があるのですが、
セールスで言えば、
編集の方の「西田という著者を買う」
=編集会議にどうしても通したい、と思うか思わないか?
「西田という著者を買う」という
決断の先延ばしが起きないように、
「他社からの引き合い」を伝えました。
「別にいいんです、他社さんもありますので」的に。
ここで
「どうですか、通りましたか?決まりましたか?
出せますか?どうでしょう?」
と「お伺い」していては
多分「出させてあげる」になるんだと思います。
それじゃ、主導権はどっちだ?ということですね。
もちろん、そもそもすごく売れそうで、
はなから出版社さんがお願いしに来てくれるほどの
著者とかサービス提供していて
出版したら売れそうな人、なら
最初から主導権はある。
でも
なんにもない ところから、
普通なら当然主導権はあちら。
そういう普通の状態を
どうやって、どうやって、どうやって、
と考える。
つまり、主導権は設計できる。
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蛇足ですが、
主導権を持っている人の顔と、
誰かに主導権を持たれている人の顔って
なんとなく見分けがつきます。
「あ〜、そうだよね〜」って。
場合によっては・・・。
社長が主導権がない顔していて
社員が主導権がある顔している場合が
実際にあります。
「ぼくにはいみふ〜〜〜」ですが・・・。
さらに蛇足ですが
主導権は一言で言えば「気概」。
設計して、気概を持って実行する。
根性無しな自分で居続けたいのかってだけのことですね。
「いい加減肚決めろよ」
これだけ。
決まれば設計のお手伝いはできるんですね。
クリックが多ければ別途の企画で深掘りして
「設計方法」でもやろうか、と思います。
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にしだ拝