経営を使いこなす、自由自在に

こんばんは DMCの西田です。

昨日の記事はこちら
「経営頭を良くする」
→ https://the-core.jp/business/9134.html

 

前回の話しを引き取って、じゃぁ何をどのくらいやればいいの?

できれば前々回の
「マーケティングパワーについて」
読んでおいてもらえると
色々話しが繋がります。
→ https://the-core.jp/business/9130.html

 

「経営をどんだけ学ばないといけないの?
 すんごい大変そう・・・」

って言葉が聞こえてきたので
? どの範囲をどれだけ学べばいいのか
? 何を繰り返し 理論 → 練習 すればいいのか?
をお話ししていきます。

 

前回を少しおさらいすると
理論/ルールを練習を繰り返すことで
自動化、身体化、反射で対処できるようになる。

英語も理論/ルール → 英語の練習 → 自動化 
楽器も理論/ルール → 楽器の練習 → 自動化

ならば
経営も理論/ルール → 経営の練習 → 自動化

内心・・・(大変そうだよ)って思ってません?

 

大事なことは

経営の理論を覚えても、現場の中で反射で即座に
認識して使いこなせないと意味が無い

と(え、そりゃかなり高度だろう・・・)って
聞こえてきそうです。

たびたび、ですが英語に置き換えましょう。

英語の理論(例えば英文法、単語)を覚えても、
現場(文章、会話)の中で反射で即座に
認識して使いこなせないと意味が無い
と書けば、その意味が伝わると思います。

 

文章、会話の中で反射で即座に
読めて、聞けて話せてこそ
「成果(話せる、読めて理解できるなど)」と
言える、わけですね。

経営の現場の中で反射で即座に
起きていることを理解して、
何をしたらいいかわかってこそ
「成果」

経営なら、事業の改善、業績の改善
金銭面の改善、効率性の改善などを
手にするわけですね。

 

というわけで・・・

英文法なんて、英単語なんて
「使いこなせてないと意味が無い」
 = 
経営の文法なんて、ノウハウなんて
「使いこなせてないと意味が無い」

でも、
覚えないと「使いこなす」が始まらない・・・
んですね。

 

くどいですが
経営の文法を覚えるも大切(ショートカットでしたね)

それを
実践で練習して何十回も(話す、書く、弾く)も大切

これが少ないと「成果」は上がらない。
圧倒的に繰り返す、これが大前提。
(あ~、また大変そう(笑))

 

で、ここからが本番。

赤ちゃんと違って頭が硬くなっている我々大人が
毎日10時間×10年・・・の第1言語方自然方式
は事実上不可能でそこまで待たないと
経営をマスターできないなら
その間に起きることにはどうするのよ?ですね。

それに比べればショートカットって言ったってさ・・・
英文法にあたる経営文法をマスターするのに
強制的に学ぶとして書籍、講座?
どんだけ学ばないといけないのさ!

アマゾンで検索したら「経営」で24万件。

80/20の20%で4,5万件さらに超優良な書籍を
の80/20を選べたとして
8000件・・・

かつさらに「経営」をずばり含む本は
500冊出てきました。
500冊。

雑誌とかビジネスに関係ないのを省いて
話半分で200冊くらい?
(ビジネスノウハウハウトゥではなく経営ずばり)

読めそうですか?
活かせそうですか?
事実上ムリっぽい。

じゃぁ今日のテーマの
経営の「何をどのくらい」
はどうなる?

 

なんで、こんなに回りくどいかは
この記事を全部読めばわかるので
最後まで読んでください、ぜひ。

この記事自体がものすごい
ショートカットなんです。

では。

 

最初に整理したいポイントは、人事、人の問題
組織マネジメントどうする??

です。

むずかしい話し、理論、調査、レポートを
持ち出さなくても
事業をやって少なからずの時間を経ていれば
「人の問題」が一番大変というのは異論無しと
思います。

人の問題は、難しすぎる、複雑すぎる

「経営の文法」で言えば、
大学で学ぶレベルに難しいのです。

 

人の問題、課題はすべてそれより手前の
もう少し「経営の基礎文法」に乗っかっていたり、
ヒモ付いています。

英語でもまずやるのは、中1英語、中学英語、
って言いますよね。

基礎は初心者だけがやるモノではなく
熟練者、上級者ほど、基礎に常に立ち返る、
基礎に的確、正確。

英文法 → 英語の練習 
これを繰り返す としたら
まず、基礎、中1、2から、ですよね?

大学英語、高校英語から繰り返さないですよね?

経営の文法も同じです。上級者になっても
マスターしている人ほど、腕を磨いているのが
基礎です。

 

ならば?
人の問題は、高度、高等過ぎる。

多くの人が勘違いしているのが
目の前に人がいるから、
人の問題の解決の方が「できそう」と
思ってしまうこと。

それより簡単なことで学んでいない、
覚えていないことがたくさんあります。

それを学んで、覚えて繰り返す、自動化する。

そうするとあら不思議、人の問題も
「かなり」解決します。

 

難しそうな長文読解とかディベートとか?は
基礎の英語の上に乗っかっていて
基礎の英語がわかっていれば、
なにもわかっていないで、いきなり取り組むのと
雲泥の差で、「分かる」。

じゃぁ、
経営の文法で簡単なこと、基礎なことってなにか?

 

もう少し抽象度の高い話しをさせて下さい。

簡単で基礎なことは
登場、活用、出逢う、頻度が高く
汎用性があることなんです。

先日、筋トレのことを書きましたが
筋トレの基礎は、肩甲骨を寄せる、ことだそうで、
かなりの運動の「基礎姿勢づくり」に繋がっています。

なんで、こんなにまわりくどいか?

なまじ、あなたは「あなたビジネス」を何年もやっていて
第1言語はそこそこできている。
そこが問題ですよね。

場合によっては(第2言語相当の)経営の本、講義を
あれこれとつまんでいます。

自然に身につかない環境でやっているとは知らずにです。
しょうがないですね、だれも教えてくれませんから。

 

すると
「あ、それやったことある、知ってる」
「難しそう」「苦手」「好きじゃない」
「やっても効果がなかった」
「それってこうじゃない?」

って、
「やったけどできないもの」に分類してしまうことが
ままあるくらいあなたの
「勝手なイメージ」が付いている可能性が高い。

それって
第2言語の英語を、
「7日で話せる英語」の類の本を10冊も20冊も読んで、
硬い頭で一日に10分くらいつまんで

「英語、話せない、読めない、できない」と
太鼓判(笑)を押している自分と
寸分違わないからです。

 

今の、経営の摂取の仕方は
「第2言語方式」「つまみ食い方式」で

なんと
「大学、高校英語をつまんでいる」
んです。

・・・・・・ということに直視、直面、理解
肚落ちして欲しいからです。

 

くどいけど、一人でも多くの人に「そっか、そうなんだ」と
思い入ったって肚落ちしてほしい。
だからくどい m(..)m

肚落ちしたら
先入観と固定概念を取り払って素直に
理論/ルールの学習(50%)
その実践(50%)を
繰り返せます。

そうすれば
やり方によっては1年というショートカットで
自動化、身体化、反射で

そう、経営の反射神経が良くなる
= 経営頭がよくなります。

倍の2年掛かったって、相当のショートカットですね。

 

う~んもう一日ですね。
もったいぶっているわけではありません。
m(..)m

7step