GW特別:切断力と数学 2017/05/06
おはようございます。 「偉大」を目指し続けている西田です。
今日は「二次方程式の解の公式」から行きましょう。
これって
x=-b±√b2-4ac
──────
2a
覚えています?
これは、これこれのxがどうのこうの、a,b,cがどうので、では、xを求めよ、という問題に、この式に数字を代入/当てはめ、計算を間違えなければ解答は間違いないですよね。
学校の数学で成績を取るのはこれを「知っていて」「計算を間違いないように」「繰り返して練習する」と点数が取れるわけですよね。
僕は子供の頃、先生になりたかったんですね。
大学時代に中途半端で、教職もとれず、先生への道は進めず、進まず、社会人時代ずっと心の奥底に「教えることをしたい」があったわけです。
それから時間が流れて「教え業」をなりわいとさせて頂き、続け、今も続けているわけです。
僕は、もうずっとずっと「凡人の凡人による凡人のための成功法則」を作り、それをナポレオン・ヒルのように普及する、ことと決めてしまって、それに向い続けているのですね
それが、2014,5年で形として、一端の完成を見たわけです。
自分が投じてきたことを全投入してまとまった「西田式経営」を持って、それを実践で教える場がアルケミーであり、そのほかの講座です。
自分で生みだしたコンテンツ群を自分が教える側に立ち実践し、時にはコンサルティングもして、結果が出て行く。
これは、快ですし、楽しい。
なにも文句ないわけです。
しかし・・・
その時に、潜在的に、アンテナが探り当てたのが「解の公式」なんです。この時点では解の公式とアルケミー、西田式経営のメソッドと何も繋がっていません。
なんとなく、数学が勉強したいな、と。
そして、そのときにやった、、、というよりしないではいられなかったのが「解の公式」を自分で導く、程に、数学をイチから勉強したい、、、でした。
その学習の過程で一次方程式の解の公式を導けたときに「!」となり、なにかが繋がり始めたのです。
そして、次は二次に取りかかって教えてもらいながら、解の公式を導く旅路を進んでいるときにあれ??と思ったのです。
アルケミーは問題を解く、「解の公式」を教えているだけだぞ、と。解けば解くほどそれだけは上手になる。
解の公式を導けるというのは、数学の本当の力
解の公式をつかって問題を解くのは、単なる作業です。
作業は、訓練すれば上手になりますが訓練しなければそのまま。自分が「教えたい」「伝えたい」のはそれじゃないだろう、と。
たとえば、僕が数学の教え業で、数学自体が大好きな「先生」だとしたしたら・・・絶対に、「導き方」にひもづく本当の楽しさみたいなことを教えたいし、教えるはずなんです。
もちろん、そういうレベルで数学と付き合う、向き合うと言うことは、計算という作業程度のことは軽々とできるレベルにいることは当然です。
僕が、「西田式経営」をお伝え、教える場でしたかったのは、それだったんです。
昨日の話を引き取って、結びつけてお話しすすると、じゃぁ、なぜ
・数学になんか興味を持ってしまったのか
・なぜ、数学と結びつけて自分の仕事をそんな目線で見るのか
そして、結びつけた少し後にはすっぱりとアルケミーをやめてしまった。
なぜ、そうしたのか?
なぜ、そうできたのか?
切断、ですね。
アルケミーも順調に毎月、受講者が増えて、そのフロントラインも爆発的では無いですが、毎月毎月増えていて、つまり、やり続けていけばアルケミーはすごい儲かるビジネスになる以外ない
、、、状態に成り掛かっていたんです。でも、やめた。
それは、いえ、それが、その背後にある、「あること」を僕が持っているから、切断できる、その判断が速い、そして実行できる理由なのだと思います。
今、昔のことに流されたり、慣性に抗えなかったり、いいと思うことを始められなかったり、良くないと思うことをやめていないとかとか、全部切断力です。
それは、数学に出逢ったからでもないし、数学で解の公式に興味をもったからでも、ありません。
そうする以外にない、理由があるんです・・・。
「それ」がわかると、今、引き延ばし、先延ばししている人でも、俄然、突然、いらぬ過去を切断できるようになります。
次回、そんなお話しをしていきます。
にしだ拝
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