小さな会社の経営戦略セミナー 【ベネフィット】③「お客さんにとって良いこと」じゃ甘い

こんにちは、西田光弘です。

今回はベネフィットということについてお話をしています。

ベネフィットは、先に答えを言います。

ベネフィットは、「私にとって良いこと」という意味です。

この1個前のビデオでお伝えしましたように、僕は、いろんなその言葉があるのですけれども、その言葉をわざわざ文章で定義するということはあまりしません。

なぜかと言ったら、その構成している単語自体に、皆さんそれぞれの価値観とか使い方があるからですね。

でも、「私にとって良いこと」という定義はどうでしょうか。

まあ、人それぞれの価値観があると言っても、「私にとって良いこと」と言えば、もうみんなが感じる「私にとって良いこと」なので、これは定義してもいいかな、ということなのですね。

では、「私にとって良いこと」というのは、提供者側、僕が販売者側だとすると、このお客様に提供した場合の、向こうにいるお客さんの私のことですので、そのお客さんが言う「私にとっての良いこと」ですね。

ですので僕の側、販売者側から見たら、お客さん本人、個人にとっての良いことですね。

お客さんという多くのかたまりの人ではないんですね。

このAさんを含む、例えばこのクラスにAさんを含む35人いる、と。

こういう集団をとって、このクラス全員にとって、生徒みたいなね。

こういう人に良いことというのは、このAさんという個人にとっての良いことではない訳ですね。

それは大人の集団でもいいし、おじいちゃんの集団でも一緒、会社員の集団でも一緒、起業家の集団でも一緒ですね。

なので、あなた個人、Aさん個人にとって特有の良いこと、こういういことがありますよね、というのがベネフィットなのです。

ですので、ベネフィットというのは、その人の生活背景とか、それから自分が提供する商品との動的な情報によってできているということになりますので、引き続きではこのAさん、あなたにとって良いことというのがどういうふうに作られているのかをお話をしていきます。

一人型の数字とお金の専門家、西田光弘がお送りしています。

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