商品開発シリーズ⑰未来のリスクは煽るのではなく淡々とクールに伝える 2014/09/22
こんにちは、西田光弘です。
今回は一連の流れで、商品開発についてお話をして、今、今回のビデオでは、悩みからものを販売する。
しかもその悩みというのが、お客さんが気付いていない、気付いていないのに悩みというのは適切ではないので、課題とか問題という言い方の方が適切かもしれません。
前回のお話では、顕在的な問題、課題を浮きだして、その後未来に対するリスクについて語ってみてください、というお話をしました。
そして、そのことを続けると未来はこんなリスクになるんだよね、そしてさらに続けるとその未来というのはもっとこんなになるんだよね、という風に、あなたの持っている知識の中から、何と言うのでしょうか、大げさに煽り立てる、ということではないのです。
「そうなっちゃうんですよね、だってそうなるでしょう」という、このレベルのお客さんの目線からではなくて、プロのレベルから見たら、そうなるのは当たり前だよね、という、これはニュアンスとかトーンということですね。
「大変ですよ!」とスピーカーを持ってとか、拡声器を持ってとか、大騒ぎをして教えるのではないのです。
もっと淡々とクールに、「そうなっちゃうけど、やばいんじゃないですかね」というような感じで語るというのを。
まあ、語るというのは、これは文字に書いてみたら良い訳ですので、書き出してみてください。
そうすると、それを伝えられたお客さんというのは、「え?そうなの?」という風になりますので。
「え?そうなの?」という風になれば、もうこれはあなたの側に入っていますので。
そしたらお客さんに「こういう理由なのです」とか、色んな角度でのその後の対応があります。
ではですね、では次に悩みが特定できた後はどうしていったらいいかについてお話をしていきます。
2014/09/22