【歯医者さんモデルから学ぶ差別化C・P・F】⑨関係性を商品として全面に出すことで全体性が下がる 2014/09/11
こんにちは、西田光弘です。
今回は、一連のビデオでC・P・Fを通して、歯医者さんモデル、例えば士業モデルとかコンサルモデルとかを同じように適用できますねということで、Fモデルのことについて前回までにお話をしてきました。
Fモデルは全体が商品ではない。
逆に言えば、全体が商品になるようなビジネスを作るとものすごい競争に追い込まれますよ、ということなんです。
それはCモデルに足を突っ込んじゃいますよ、ということなんです。
なので、快適なオフィス、快適なチェア、快適ななんとか、快適ななんとか、っていうふうにやり過ぎると、お客さんの脳は自然にCと判断するんです。
これは自然に判断してしまうのでどうしようもないんです。
抗えない。
じゃあ、今回は歯医者さんでお話をしているんですけども、とにかくそういうビジネスモデルで1人型、コンサル型、税理士、人と会う、体を触る仕事、こういうビジネスをしている人が何を選んだらいいかといったら、ここに書いてあるとおりFです。
関係性が商品なんです。
関係性を大全面に押し出していくことによって、全体性という商品がぐっと下がるんです。
そうすると1番めとか2番めとかでお話をしていたような、別にすごい腕が良くないけど、診療所は普通に奇麗なんですけどもすっごい奇麗ではないけど、超快適ではないけれども、そこの歯医者さんにおそらく通い続けるんです。
それは、関係性を売っているからです。
ということは裏返して言うと、Cモデルに入って関係性がCの方が高いCに行ってしまうと関係性をいくら売ってもそこはブランドチェンジされてしまう。
逆にFをやっていながら関係性に手を抜くと、今度は関係性という商品が欠落しているので、早々にブランドチェンジされてしまうということになります。
ならば、じゃあ、僕ら小さなビジネスというのはどういうモデルをとっていくのが今のところの正解なのかということを次のビデオでご紹介していきます。