機能性?ブランド?

利益を生み出しまくる西田です。

 今日は他のとあるMLに投稿した長文があり
 これはぜひ、メルマガでもと思い、転用です。

 長いですが

 要点は「機能性のアピール」から「ブランディング」です。
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 じつはこれは、僕らにもなかなかに応用適用できることが
 たくさんあります、たとえば・・・

 ・経営は資本家としての目線が長くなると
  戦略〜マーケティングも長くなる。

 ・「誰に」「何を」によって同じ商品ラインでも
  メッセージが違う。

 ・1人型でも比較的長期を考えるときには
  「ツール」が変わるが、それは「根本」に
   コミットメントがあれば、適応出来る。
 
 こんな感じで読んでみてくださいませ。

 解説はこちら(動画で解説)

 ▼

 「目」としては、マーケッターの目ではなく
 資本家・オーナーの目としてです。

 経営者よりもさらに長期思考の目からの
 「つれづれなるままの振り返り」です。

 が、こういうのが、経営戦略 → 事業戦略 → 
 マーケティングに落ちていくのだよな、と。
 今回のケースのテーマはソーシャル/昨今のメディアでしたが

 与件として、

 「先進国」のものを買い飽きている買い回り品
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ・・・
 だから
 
 購買経験と比例して品質に機能性ベネフィットに響かない、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 があり、僕はケースを読んで、
「ほんとかよ」とまず感じました。

 その議論の外はないのか?と。

 アサインメントにも
 「先進国において」、とか「USにおいて」とかの
 縛りはなかったので、なおさらです。

 自分のアサインメントは

 世界戦略=非白色人種=
 いわゆる旧第三世界+米国はカラードへの
 販売と考えていました。

 タイムマシンビジネスですね。

 購買経験が先進国にくらべて低い新興国(旧発展途上国/後進国)

 +

 ソーシャル/現代のメディア戦略でのマーケティング。

 ここにも暗黙の前提があって
 ケース全体に流れる「空気」「誘導」が
 ソーシャルは先進国のもの/USが課題、と。

 ソーシャルのケースだから先進国内のマーケティング
 という前提。

 2012のユニリーバのアニュアルからですが

 こちら

 セールスの比率は
 ・ヨーロッパ27%
 ・アジア40%
 ・「アメリカ」が33%
 ですがブラジル、アルゼンチンが含まれています。

 ざっくり見ても、50%以上が、非白色人種から上がっている。
 新興国こそ、一気にソーシャルが拡がるだろう、と
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 ケースを読んで考えていました(あくまで長期〜10年単位)

 背景の知識としてはアフリカの携帯普及スピード。

 電話の敷設は従来は有線のインフラ普及 
 → ナローバンド 〜 携帯だったのが、
 アフリカはそれらを一気にすっ飛ばして、
 アンテナをボンッボンッボンッとぶっ立ててまず、携帯。

 携帯が熱帯のなんにも無い大地で爆発的に普及している、

 → こちら
   こちら
   こちら

 2005年頃から急激に普及しています。

 という例から購買経験の浅い新興国が一気に
 ソーシャルが日常的で紙とペンみたいになる、
 のは想像に難くないからです。

 で、ソーシャルの普及ですが

 ………………………………………………………………………………
 フェイスブックの利用者数 国別ランキング TOP50(2013年1月現在)
 ブラジル2億、インド11億、インドネシア2.5億、メキシコ、1億
 こちら
 ………………………………………………………………………………
 
 全体像としてこだわるのは
 「ユニリーバはなぜ?」

 ですので

 それは当然経営トップであって、
 米国担当マネージャの
 経営判断を問うているものでは無いから、

 と僕は読み解きました。

 なので、オーナーとしての視点・長期の損得勘定はいかがか?と
 これも調べましたら、ユニリーバは爵位のある超絶な金持ちが
 創業しているのですね、イギリスもオランダも。

 現在のオーナーは、イギリスの富豪第三位というスーパーリッチ:ジョン・セインズベリー。
 こちら

 こういう支配層は・・・とか考えると
 時間軸は、数十年単位、すくなくても10年単位。

   ↓

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 狙いは ベースオブピラミッド
  → こちら
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 インドで調べてみましたが・・・
 ちなみにインドはAmazonで売っていて
 ブラジル、メキシコはAmazonで扱っていませんでした。

 こちら

 160ルピー 265円 
 
 インドと日本、アメリカのビックマック指数で調べると

 → こちら

 アメリカ 482円 120円程度ビューティーバー  
 日本   310円 140円程度ダブビューティーバー(95g) 
 インド  160円 265円程度ダブクリームビューティーバー(100g)

 アメリカの金銭感覚に照らすと700円くらい
 日本なら450円くらい出して買う感じですね。

 つまりまだまだ高級品だと。

 まあ、数字を出すまでも無く
 普通に考えたってそうに違いありませんが・・・

 ちなみにアメリカはフードスタンプ受給者は増え続けているので

 国内でも、上記のインドような価格感なのが
 2002〜2008のバブル期に流入してきた移民だと思います。

 BOPは

 「高くてdoveを「今はまだ」買えない層」

 だと思うのです。

 その層への憧れは「白人」ではなく「リアルビューティ」。
 これは、「あり」な戦略だと思いました。

 +新興国では「機能性個別販促」
 = オールウェイズ・三丁目の夕日の頃の日本の
 「いつかはクラウン」みたいなモチベーションですね。

 ただ、2007年頃は

 こちら

 まだ、「スマートフォンでソーシャル」の時代ではなかったので
 そういう低所得者層がPCは持っていたのか?

 その時に、BOPに向けて

 ユニリーバが先見の明で舵を切ったのか?
 とか、疑問はありますが・・・

 で、これこそタイムマシンに乗って現在で結果を見てみると

 こちら
 こちら

 2000万ファン。

 2007年時点で見えていたかは分かりませんが
 長期戦略としては、あったのでは、と僕は考えるのです。

 というよりも「ミッション」として

 コミットメントした、結果あとからソーシャルが付いてきた
 が本当のところとも思いますが・・・

 で、

 ユニリーバのアニュアルレポートを見ても
 そんな空気=脱白人マーケット。

 こちら

 レポート内の単語数

 america 39
 asia 23
 india 23
 indonesia 9
 brazil 16

 ちなみにjapanは4です。

 2012,2013アニュアルから

 「だからソーシャルがセールスに関与した!」
 のだと関連づけられませんが・・・。

 こちら

「いつかはクラウン」が、
 「セールスにこうこう影響した」
 の類ではないのと同じ、
 なが〜〜〜いブランド戦略だと僕は考えるのです。

 で、実際に買うのは、
 コロナ、カローラ、オート3輪だった。

 doveも同じですね。

 インドで、75gで44ルピーのものもある。
 75円くらいで手が届く。

 機能性 →  ブランディング の話ですが
 今、案内しているネットショップで月商をあげていく講座。

 もしもあなたのサイトが

 ・じつはブランディングした方が売上があがる、

 または逆で

 ・じつは機能性を訴えた方が売上が上がる。

 でも逆をやっているとしたら・・・?

 ブランディングはもちろん一定の機能性ベネフィットを
 商品として備えていけませんから
 どちらも結局機能としてはいいもの、のはずなんです。

 では、あなたは、サイトでどちらを売る?
 自分のビジネスで、どちらを売りにしていく?

 
 ぜひ、考えてみましょう。^^

 説明会は 3/15です。

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 件名:ワインMBA!

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