機能性?ブランド? 2014/03/07
利益を生み出しまくる西田です。
今日は他のとあるMLに投稿した長文があり
これはぜひ、メルマガでもと思い、転用です。
長いですが
要点は「機能性のアピール」から「ブランディング」です。
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じつはこれは、僕らにもなかなかに応用適用できることが
たくさんあります、たとえば・・・
・経営は資本家としての目線が長くなると
戦略〜マーケティングも長くなる。
・「誰に」「何を」によって同じ商品ラインでも
メッセージが違う。
・1人型でも比較的長期を考えるときには
「ツール」が変わるが、それは「根本」に
コミットメントがあれば、適応出来る。
こんな感じで読んでみてくださいませ。
解説はこちら(動画で解説)
▼
「目」としては、マーケッターの目ではなく
資本家・オーナーの目としてです。
経営者よりもさらに長期思考の目からの
「つれづれなるままの振り返り」です。
が、こういうのが、経営戦略 → 事業戦略 →
マーケティングに落ちていくのだよな、と。
今回のケースのテーマはソーシャル/昨今のメディアでしたが
与件として、
「先進国」のものを買い飽きている買い回り品
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・
だから
購買経験と比例して品質に機能性ベネフィットに響かない、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
があり、僕はケースを読んで、
「ほんとかよ」とまず感じました。
その議論の外はないのか?と。
アサインメントにも
「先進国において」、とか「USにおいて」とかの
縛りはなかったので、なおさらです。
自分のアサインメントは
世界戦略=非白色人種=
いわゆる旧第三世界+米国はカラードへの
販売と考えていました。
タイムマシンビジネスですね。
購買経験が先進国にくらべて低い新興国(旧発展途上国/後進国)
+
ソーシャル/現代のメディア戦略でのマーケティング。
ここにも暗黙の前提があって
ケース全体に流れる「空気」「誘導」が
ソーシャルは先進国のもの/USが課題、と。
ソーシャルのケースだから先進国内のマーケティング
という前提。
2012のユニリーバのアニュアルからですが
セールスの比率は
・ヨーロッパ27%
・アジア40%
・「アメリカ」が33%
ですがブラジル、アルゼンチンが含まれています。
ざっくり見ても、50%以上が、非白色人種から上がっている。
新興国こそ、一気にソーシャルが拡がるだろう、と
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ケースを読んで考えていました(あくまで長期〜10年単位)
背景の知識としてはアフリカの携帯普及スピード。
電話の敷設は従来は有線のインフラ普及
→ ナローバンド 〜 携帯だったのが、
アフリカはそれらを一気にすっ飛ばして、
アンテナをボンッボンッボンッとぶっ立ててまず、携帯。
携帯が熱帯のなんにも無い大地で爆発的に普及している、
2005年頃から急激に普及しています。
という例から購買経験の浅い新興国が一気に
ソーシャルが日常的で紙とペンみたいになる、
のは想像に難くないからです。
で、ソーシャルの普及ですが
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フェイスブックの利用者数 国別ランキング TOP50(2013年1月現在)
ブラジル2億、インド11億、インドネシア2.5億、メキシコ、1億
こちら
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全体像としてこだわるのは
「ユニリーバはなぜ?」
ですので
それは当然経営トップであって、
米国担当マネージャの
経営判断を問うているものでは無いから、
と僕は読み解きました。
なので、オーナーとしての視点・長期の損得勘定はいかがか?と
これも調べましたら、ユニリーバは爵位のある超絶な金持ちが
創業しているのですね、イギリスもオランダも。
現在のオーナーは、イギリスの富豪第三位というスーパーリッチ:ジョン・セインズベリー。
こちら
こういう支配層は・・・とか考えると
時間軸は、数十年単位、すくなくても10年単位。
↓
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狙いは ベースオブピラミッド
→ こちら
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インドで調べてみましたが・・・
ちなみにインドはAmazonで売っていて
ブラジル、メキシコはAmazonで扱っていませんでした。
160ルピー 265円
インドと日本、アメリカのビックマック指数で調べると
→ こちら
アメリカ 482円 120円程度ビューティーバー
日本 310円 140円程度ダブビューティーバー(95g)
インド 160円 265円程度ダブクリームビューティーバー(100g)
アメリカの金銭感覚に照らすと700円くらい
日本なら450円くらい出して買う感じですね。
つまりまだまだ高級品だと。
まあ、数字を出すまでも無く
普通に考えたってそうに違いありませんが・・・
ちなみにアメリカはフードスタンプ受給者は増え続けているので
国内でも、上記のインドような価格感なのが
2002〜2008のバブル期に流入してきた移民だと思います。
BOPは
「高くてdoveを「今はまだ」買えない層」
だと思うのです。
その層への憧れは「白人」ではなく「リアルビューティ」。
これは、「あり」な戦略だと思いました。
+新興国では「機能性個別販促」
= オールウェイズ・三丁目の夕日の頃の日本の
「いつかはクラウン」みたいなモチベーションですね。
ただ、2007年頃は
まだ、「スマートフォンでソーシャル」の時代ではなかったので
そういう低所得者層がPCは持っていたのか?
その時に、BOPに向けて
ユニリーバが先見の明で舵を切ったのか?
とか、疑問はありますが・・・
で、これこそタイムマシンに乗って現在で結果を見てみると
2000万ファン。
2007年時点で見えていたかは分かりませんが
長期戦略としては、あったのでは、と僕は考えるのです。
というよりも「ミッション」として
コミットメントした、結果あとからソーシャルが付いてきた
が本当のところとも思いますが・・・
で、
ユニリーバのアニュアルレポートを見ても
そんな空気=脱白人マーケット。
レポート内の単語数
america 39
asia 23
india 23
indonesia 9
brazil 16
ちなみにjapanは4です。
2012,2013アニュアルから
「だからソーシャルがセールスに関与した!」
のだと関連づけられませんが・・・。
「いつかはクラウン」が、
「セールスにこうこう影響した」
の類ではないのと同じ、
なが〜〜〜いブランド戦略だと僕は考えるのです。
で、実際に買うのは、
コロナ、カローラ、オート3輪だった。
doveも同じですね。
インドで、75gで44ルピーのものもある。
75円くらいで手が届く。
機能性 → ブランディング の話ですが
今、案内しているネットショップで月商をあげていく講座。
もしもあなたのサイトが
・じつはブランディングした方が売上があがる、
または逆で
・じつは機能性を訴えた方が売上が上がる。
でも逆をやっているとしたら・・・?
ブランディングはもちろん一定の機能性ベネフィットを
商品として備えていけませんから
どちらも結局機能としてはいいもの、のはずなんです。
では、あなたは、サイトでどちらを売る?
自分のビジネスで、どちらを売りにしていく?
ぜひ、考えてみましょう。^^
説明会は 3/15です。
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『サイトTOPを見直すすだけで、
2ヵ月連続過去最高の月商。3ヵ月目に670%へ』
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→ こちら
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件名:ワインMBA!