子供に自然を愛することを教えない 2013/12/24
1人ビジネスの西田です。
今日はちょっと堅い話(いつも堅い?)
成長の限界を1972年に世界に発信した
ヨルゲン・ランダースさんの近著で
『2052』の最後に書かれている20の個人的アドヴァイスから。
たくさんのことを言っていますが
う〜ん、と唸った事を
40年後は、
・やがて消えゆくものに興味を持たない
・電子エンターテインメントに興味を持ち好きになろう
・子供達に無垢の自然を愛することを教えない
「価値観は教わるもの、本質的なものではないし、親からの伝承的なもの
有益なものもあるし、無益なものもある。社会が変化するときに
(古い)親が有益と思っているモノを伝承することによって
子供を救いがたい不幸な状況に陥れてしまうかもしれない」と。
今、自然を愛することを教えたとして、
それが社会の変化の中で
得がたいモノになる可能性が高い将来を考えると
それに価値がある、と教え込むのは
得られない不幸を感じる機会を増やすことにもなる。
40年後には手つかずの自然は残っていないから・・・。
そんなことが書いてあります。
じつは、これは1972の成長の限界から現在、
そして未来を見たときの世界と社会への
痛烈な皮肉としても受け取れます。
なぜ、皮肉なのか、良かったら読んでみてください。
要約すれば、
「こうなるという未来予測をしたのに対策として
そういう大変なことは世界中の指導者は結局取り組まなかった。
ということは現在→未来も取り組まないよね?」
これは僕ら起業家も同じです。
分かっているのにやらない。
分からないでやらないなら、知らぬが仏、
それは愚かだとしても、まぁ、悔いは残らない。
僕はその中の、悔いが残るのは嫌だ,だから今変えていきたい。
そんな人とおつきあいしていければと思っています。
と言うことで、
今日は、クリスマス〜。
にしだ拝