子供に自然を愛することを教えない

 1人ビジネスの西田です。

 今日はちょっと堅い話(いつも堅い?)

 成長の限界を1972年に世界に発信した
 ヨルゲン・ランダースさんの近著で
 『2052』の最後に書かれている20の個人的アドヴァイスから。

 たくさんのことを言っていますが
 う〜ん、と唸った事を

 40年後は、
 
 ・やがて消えゆくものに興味を持たない
 ・電子エンターテインメントに興味を持ち好きになろう
 ・子供達に無垢の自然を愛することを教えない

 「価値観は教わるもの、本質的なものではないし、親からの伝承的なもの
  有益なものもあるし、無益なものもある。社会が変化するときに
  (古い)親が有益と思っているモノを伝承することによって
  子供を救いがたい不幸な状況に陥れてしまうかもしれない」と。

 今、自然を愛することを教えたとして、
 それが社会の変化の中で
 得がたいモノになる可能性が高い将来を考えると
 それに価値がある、と教え込むのは
 得られない不幸を感じる機会を増やすことにもなる。
 40年後には手つかずの自然は残っていないから・・・。

 そんなことが書いてあります。

 じつは、これは1972の成長の限界から現在、
 そして未来を見たときの世界と社会への
 痛烈な皮肉としても受け取れます。

 なぜ、皮肉なのか、良かったら読んでみてください。

 要約すれば、

「こうなるという未来予測をしたのに対策として
 そういう大変なことは世界中の指導者は結局取り組まなかった。
 ということは現在→未来も取り組まないよね?」

 これは僕ら起業家も同じです。

 分かっているのにやらない。
 分からないでやらないなら、知らぬが仏、
 それは愚かだとしても、まぁ、悔いは残らない。

 僕はその中の、悔いが残るのは嫌だ,だから今変えていきたい。
 そんな人とおつきあいしていければと思っています。

 と言うことで、

 今日は、クリスマス〜。

                           にしだ拝

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