お久しぶりです。西田です。スペインより

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お久しぶりです。西田です。

僕は長く旅行に興味なく仕事ばかりで、
ほんのこの1,2年前に旅行に興味を
持つようになりました。

今朝(2019.5月のとある日)これは
出発まえの航空会社の
ラウンジで書いているのですが、、、、、、

 

「あ~、これは『大衆の反逆』だなぁ」

それについて。

 

大衆の反逆と思うのと同時に

「あ、ここにも、際限の無い
内なるフロンティアへの駆動があるなぁ」

です。

 

こちらの動画でも話していますが

「ビジネスが茶番だと知っているとお金が残る・・・#101」

これを一回見てきてもらってから読むと
よりよくお話がわかると思います。

 ↓

         ↓        

                 ↓

見てきました?
はい、では話を進めますね。

 

茶番ですね。

今日の話は、みんながみんな同じ体験が
あるわけではないので、
目線を揃えると

高級ホテルって行ったことありますよね?
そのレベルとか程度はいかようでも、

足を踏み入れると
宿泊しなくても
少々高級ホテル内レストランで
食事をしたことはあるのではないでしょうか

 

宿泊を良くする人はよりよく今回の
話がわかると思います。

それぞれで読んでください。

そんなことをあなたの目線で
思い出しつつ、、、、、、、

 ↓

わかりやすい卑近な例から、、、、、、。

近所の東急ストアという「スーパー」があります。
百貨店ではありません。

電鉄系の、少しきれいなコンビニではないお店
あなたのそばにもありますかね?

 

床は大理石風でピカピカで、
春先からエアコンギンギン、ガンガン
冷蔵、冷凍ショーケースの前は極寒です。

POSで選定され抜かれた商品が
欠品なく陳列され
快適快適快適な買い物ができます。

百年前ならイギリスの王室だって
こんなではなかったはずです。

 

経済のお話に「トリクルダウン」という言葉があります。

手にする経済的利得は上層の階級から
だんだん下層、パンピーに、降りてくる、
みんなに行き渡るよ、って話ですね。

「¥・お金・経済的利得」で見たときには、
「トリクルダウン」は起きていないという
不満な言葉を本やブログなどで出会うことがあります。

そりゃそうかもしれません。

でも、こういう旧来、本来、上層階級しか手にしていなかった
風景、手触り、空気「感」が
僕らパンピーにしっかりと降りてきています。

 

おぉ~素晴らしいじゃないか
「上の層の人は我々下々のことを考えてくれて
こんなにすばらしい環境を用意してくれて」

「感動」

~~~~~なわけないんですね。

ここに、駆動する「フロンティア」への駆動があるなぁ、と
上述したのはここから繋がります。

 

僕らパンピーは、
ある日ある時まで
その「上層」の風景、手触り、空気があることすら知らず
その扉すらどこにあるのかわからず過ごします。

でもあるらしいことは知っていて憧れます。

ホテル宿泊ならもっと高級なホテル
飲食なら、もっと感じの良い、もっと高級なレストラン
懐石とか、なんでも同じです。

 

未だ知らない、まだ見ぬ
「より高級、より上質、より上位」
必ずありますよね?

いいな、素敵だな、行ってみたいな。
でも、具体的ではなくて、単なる憧れ。

 

それが
ある時、「扉」の場所がわかり、
通行許可証への資格もわかります。

そして、「手にできないもの」へは
強い憧れが発動します。

昔々、ヨーロッパが遠い海の向こうのアジアに
憧れたように遠いものへの憧れは募ります。

手に入らないものへの恋い焦がれる気持ちは
強くなり、なんとしても手に入れたい。

 

そして、とうとうあるとき、手にする。体験する。

「ワオ!」
「+*`;;`:O~=」と意味不明に
感動します。

 

しかし、しかし、

それは成功や目標達成と同じで
嬉しいのはその瞬間です。

少しすると正気を取り戻し
日常の目線に戻ると

そこにはなんと、
先に来ていた自分と同類項がたくさんいるし
すこし居続けるとあとからあとから
同類項がやってくる。

 

「なんじゃこりゃ」

ここはパンピーの部屋?

自分はちょっとも特別ではないではないか??

あの、自分が憧れたものがこれか?
こんな風景が、、こんな空気「感」が
ほしかったんじゃない。

 

これを最初に感じたのは15年位前の
六本木のカシータで、ですね。

そう、風景のトリクルダウンは起きていて
そこにたくさんの大衆が入り込んでいる
= え、あなたがその大衆なんですけど?

そして、そこには、過去にそこにいた
「エスタブリッシュメント」とか
「そこにいるにふさわしい人」は
どこかに避難しているのです。

そりゃそうです、普通に考えれば
そこの存在も知らないパンピーが
入り込めること自体もう、すでに
「普通」 の場所なんです。

 

こんなことが100年前の『大衆の反逆』に
書かれています。

やがて、
ここではないエスタブリッシュメントがいるはずの
さらに秘密の場所があるに違いない、、、それを知ると

「そこに行きたい」

 

なにせ、「見たい風景はこれではなかった」
「こんな大衆的な風景にが見たかったわけではない」
「もっと特別ななにかがあるはずだと思う」
「ここが自分がいたい場所ではない」

と、また、秘密の扉を探します。

以下繰り返す。

 

もちろん「上」の人はそこにはいません。

いるのは、下々の中でも頑張った下々の
僕らです。

なぜか?

 

茶番を真剣にやる方、とやられる方の話ですね。

本来そこにいたエスタブリッシュメントは
この茶番を仕掛ているんです。

 

「秘密の扉、PART1,PART2,PART3を仕掛け(準備し)ていて

「紳士淑女のあなたをもてなす紳士淑女」

、、みたいに

「普段その生活ではないパンピー」が
(日常が大変だからさ)

「その時ばかりは特別でいたい」
= なんとか記念日とかですね。

と非日常
(このときだけは王様でいさせてくれ、
 それを金でかってるんだよ、と)

=ディズニーランドや
ハリウッド映画と変わらない
、、、、を求めるファンタジーですね。

 

普通に考えてみればわかります。

そこで働いている人は?
紳士淑女ではない、時給1000円か2000円位の
パンピーがもてなすわけです。

これが茶番でなくてなんなのかね、と(笑)
僕なんかは思ってしまって
どこに行っても白けてしまう自分がいます。

そういう視線に気が付かないと
内なるフロンティアへの駆動エンジンが
掛かってしまうのが普通ですので、、、

 

「特別でありたい自分」を止めることは
とても困難ですね。

すでに、没入してしまって
茶番にやられていることって
たくさんあるはずです。

でも、いいんです、
それで幸せなら。

マトリックス(映画の題名)が言うところの
マトリックス(現実と呼ばれるものの故障)で
生きることの中で幸せならば。

 

なにが言いたいのかな、、、、、

僕は、
見えてしまっているから
白けてしまうし、
憧れないのです。

そうだな、、、、、、結論はありません。

 

茶番を仕掛ける側の仕掛けのなかの
部品としてエネルギーを供給しながら
それを喜びとする、のも

いいかもしれません、だって幸せだから。
楽しいし、歓喜もあるし、
目指しているときに充実もあるし、

手にするものもたいてい、
「お金」以上のものを手にするように
なっているし、

悪いことは一つもありません。
素晴らしいと思います。

 

「でもさ、、、、、」

です。

では、また、書きたくなったらレポートします。

 

にしだ拝

たまたま、スペインのバルで
ピンチョスを頬張りながら。

 
 

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