【歯医者さんモデルから学ぶ差別化C・P・F】⑥Fモデルはちょっと不満があるくらいではブランドチェンジされない 2014/09/10
こんにちは、西田光弘です。
今回一連のビデオでは、このC・P・Fを歯医者さん、コンビニエンスなビジネスモデルを合わせて比較しながらビジネスについて考えてみていこう、そんなお話をしていっています。
前回コンビニエンスストア型とかビッグカメラとか、そういうところの商品というのは色んなサービスとか品揃えとか、そういうのが全部商品なのですよ、というお話をしました。
それからFモデルは何だというお話をしたのですけれども。
まず先にまとめていきますと、コンビニモデル、Cモデルというのは、これは基本大事業モデルなのですけれども。
コンビニモデルの商品はその企業そのもの、全部が商品だということなのです。
全部が商品なのです。
ですので、1個2個、少し欠落があると、われわれ消費者というのはそこにものすごく欠落感を感じて、ライバルに行こうかなという風にものすごく思う訳です。
その後ブランドチェンジするかどうかというのはその人の、その大企業なりの会社へのロイヤリティとかにもよりますので、何か1点、2点あったから必ずチェンジしてしまう、そういう話ではないです。
これは第1回目にお話をしたように、俺はそうしない、私はそうしない、僕はそうやらないとかそういうことではないのです。
もう少し一般的な、俯瞰してみた多くの場合の行動パターンという風に考えていただくのです。
一方歯医者さん。
これは1回目とか2回目とかにもお話をしましたけれども、ちょっとぐらいの、まあ、汚くないぐらいの、まあいいかな、という診療所で、すごい良いサービスじゃなくても普通に応対してくれてやってくれたら、治療も普通にやってくれたら、余程悪いことがない限り、要するに先ほどのコンビニモデルで言えば、1個2個、少し欠けただけでブランドチェンジしようかと思うのに対して、このFモデルというのは、少し欠けたぐらいだったらブランドチェンジしないというのが普通のパターンなのです。
ではなぜそうなっていくのでしょう、ということが、僕らがビジネスモデルを構築する時にとても大事なポイントですので、そこのところを次のビデオでご案内、説明していきます。